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結婚式招待状の返信マナー【出席・欠席別】書き方・文例・横書き対応

結婚式招待状の返信の書き方を出席・欠席別にイラスト付きで解説。宛名の「行」→「様」の直し方、横書きの場合の返信方法、お祝いメッセージ文例、連名・アレルギー記入、返信期限のマナーまで。Web招待状の返信にも対応。

結婚式の招待状を受け取ったら、できるだけ早く返信するのがマナーです。 しかし、返信ハガキの書き方には独自のルールがあり、 「行を様に直すの?」「何を書けばいいの?」と迷う方も多いでしょう。 また最近はWeb招待状が増え、スマホでの返信方法も知っておく必要があります。 この記事では、結婚式招待状の返信マナーを 出席・欠席別に詳しく解説します。「行」→「様」の直し方、 お祝いメッセージの文例、Web招待状での返信方法、 返信期限のマナーまで網羅しています。 ゲストとして恥をかかないよう、しっかり確認しておきましょう。

返信ハガキの基本マナーと「行」→「様」の直し方

紙の招待状に同封されている返信ハガキには、 独自の書き方のルールがあります。知らないと恥ずかしい思いを することもあるため、まずは基本マナーを押さえましょう。

1.「行」を「様」に書き換える

返信ハガキの宛名面には、差出人(新郎新婦)の名前の後に 「行(ゆき)」と印字されています。これを二重線で消して、 横に「様」と書き添えます。 二重線は定規を使って丁寧に引きましょう。 斜め線ではなく、縦書きなら縦の二重線、横書きなら横の二重線が正式です。 「行」を「様」に直さずに投函するのは失礼にあたるため、 必ず書き換えてください。

2.「御」「御芳」を消す

返信ハガキの裏面には「御出席」「御欠席」「御住所」「御芳名」 などと印字されています。これらの「御」「御芳」は 差出人への敬意を表す敬語のため、自分に対して使うのは不適切です。 二重線で消して使います。 「出席」→「出席」、 「住所」→「住所」、 「御芳名」→「名」と書き換えます。 なお、「御芳名」の「御芳」は2文字とも消すのが正しいマナーです。

3. 黒の毛筆か万年筆で書く

返信ハガキは黒のインクで書くのが正式なマナーです。 毛筆が最も格式高いですが、万年筆やボールペンでも問題ありません。 ただし、グレーや薄い色のインクは弔事を連想させるため避けましょう。 また、フリクション(消えるボールペン)は 配送中の摩擦で文字が消える恐れがあるため使わないでください。

4. 出席・欠席を丸で囲む

「出席」または「欠席」のいずれかを丸で囲みます。 丸で囲まなかった方は二重線で消します。出席の場合は「欠席」を消し、 欠席の場合は「出席」を消します。「出席」の前に 「喜んで」、後に「させていただきます」と書き添えると丁寧です。

返信ハガキでは句読点(、。)を使わないのがマナーです。 これは招待状と同じく「お祝いごとに区切りをつけない」という意味です。 メッセージ欄も句読点なしで書きましょう。 読みやすくするためにはスペースや改行を活用してください。

出席する場合の書き方と文例

出席する場合の返信ハガキの書き方を、表面と裏面に分けて解説します。 丁寧に書くことで、新郎新婦への祝福の気持ちが伝わります。

1

表面(宛名面)の書き方

宛名の「○○○○ 行」の「行」を二重線で消し、横に「様」と書きます。連名の場合は両方の名前に「様」を付けます。自分の住所・氏名は丁寧に楷書で記入しましょう。

2

裏面の書き方

「御出席」の「御」を二重線で消し、「出席」を丸で囲みます。「出席」の前に「慶んで(よろこんで)」、後に「させていただきます」と書き添えます。「御欠席」は全体を二重線で消します。「御住所」の「御」と「御芳名」の「御芳」も消します。

3

メッセージを添える

空白スペースやメッセージ欄に、お祝いの言葉を添えましょう。「ご結婚おめでとうございます 喜んで出席させていただきます」のようなシンプルなメッセージでOKです。

出席時の裏面の記入例

慶んで 出席 させていただきます ̶御̶欠̶席̶ 住所 ○○県○○市○○町○-○-○ 名 ○○ ○○ 【メッセージ】 ご結婚おめでとうございます おふたりの晴れの日を 楽しみにしております

※ 「御」「御芳」は二重線で消し、出席に丸を付けます。取り消し線は例示のため簡略表記しています。

招待状を受け取ったら、できれば2〜3日以内に 返信するのがベストマナーです。「すぐに返信してくれた」という事実自体が、 新郎新婦への祝福の気持ちを表すことになります。 予定が確定しない場合でも、まずは電話やLINEで出席の意向を伝え、 ハガキは後日送る旨を伝えましょう。

欠席する場合の書き方と文例

やむを得ず欠席する場合は、返信の書き方に加えて 配慮のあるメッセージが重要です。欠席の理由によっては 直接伝え方にも注意が必要なポイントがあります。

欠席の基本的な書き方

「御欠席」の「御」を二重線で消し、「欠席」を丸で囲みます。 「御出席」は全体を二重線で消します。 「御住所」の「御」と「御芳名」の「御芳」も消します。 メッセージ欄には必ずお祝いの言葉と欠席のお詫びを書き添えましょう。

欠席理由の伝え方

欠席理由は具体的に書かないのがマナーです。 「やむを得ない事情により」「先約がございまして」「所用のため」など ぼかした表現を使います。特に弔事(身内の不幸など)や 病気が理由の場合は、お祝いの席に水を差さないよう 絶対に具体的な理由を書いてはいけません。 ただし、出産や海外赴任など前向きな理由の場合は 記載しても問題ありません。

欠席メッセージ文例 1:一般的

ご結婚おめでとうございます おふたりの末永いお幸せをお祈り申し上げます 大変残念ではございますが やむを得ない事情があり 欠席させていただきます 素敵なお式になりますことを 心よりお祈りしております

欠席メッセージ文例 2:友人向けカジュアル

結婚おめでとう! 本当に出席したかったのですが あいにく先約があり参加できません お祝いは別途届けさせてね おふたりの幸せを心から祈っています

欠席メッセージ文例 3:出産による欠席

ご結婚おめでとうございます ぜひお祝いに駆けつけたかったのですが 出産を控えておりまして 残念ながら欠席させていただきます おふたりの幸せを心よりお祈り申し上げます
欠席する場合は、すぐに返信を送らず1週間ほど置いてから投函するのがマナーとされています。 即答で欠席を伝えると「検討もせず断った」という印象を与えかねません。 ただし返信期限が迫っている場合はその限りではありません。 また、ハガキとは別に電話やLINEで直接お詫びの気持ちを伝えると より丁寧です。

お祝いメッセージの文例集

返信ハガキやWeb招待状の返信に添えるお祝いメッセージは、 新郎新婦との関係性に合わせて選びましょう。 以下に相手別の文例をまとめました。すべて句読点なしで記載しています。

友人へのメッセージ

結婚おめでとう! 当日を楽しみにしています おふたりの幸せな姿を見届けられることがとても嬉しいです
ご結婚おめでとうございます お招きいただきありがとうございます 喜んで出席させていただきます 素敵なおふたりの門出を心よりお祝い申し上げます
おめでとう! ついにこの日が来たね とても楽しみにしています 当日は思いっきりお祝いさせてね

上司・先輩へのメッセージ

ご結婚おめでとうございます 謹んでお祝い申し上げます 喜んで出席させていただきます おふたりの末永いお幸せをお祈りいたします
この度はご結婚誠におめでとうございます お招きいただき光栄です おふたりの新しい門出を心よりお祝い申し上げます

親族へのメッセージ

ご結婚おめでとうございます ○○ちゃんの花嫁姿を楽しみにしています おふたりの末永いお幸せをお祈りしています
ご結婚おめでとうございます 家族一同とても喜んでいます 素敵なお式になることを楽しみにしております
メッセージでは「切れる」「別れる」「離れる」「壊れる」「去る」 「終わる」「冷える」「飽きる」などの忌み言葉と、 「重ね重ね」「しばしば」「次々」「再び」などの重ね言葉は 避けましょう。うっかり使いがちな「お忙しいとは思いますが」の 「忙」にも「亡」が含まれるため、「お手数とは存じますが」と 言い換えるとより丁寧です。

Web招待状での返信方法とマナー

Web招待状の場合、返信はスマートフォンやPCからオンラインで行います。 紙のハガキのように「行を様に直す」といった作業は不要ですが、 Web招待状ならではのマナーがあります。

1

Web招待状のURLを開く

LINEやメールで届いたURLをタップして、Web招待状を開きます。結婚式の日時・会場・新郎新婦のメッセージなどを確認しましょう。美しいデザインの招待状を楽しんでから返信するのも、ゲストとしてのマナーです。

2

出欠フォームに回答する

招待状のページ内にある出欠回答フォーム(RSVP)に、出席・欠席を選択します。OMNIWEBのWeb招待状では、氏名、同伴者の有無、アレルギー情報、メッセージなどを入力する欄が設けられています。すべての項目に丁寧に回答しましょう。

3

お祝いメッセージを入力する

メッセージ欄にはお祝いの言葉を入力しましょう。紙の返信ハガキと同じように、忌み言葉や重ね言葉を避けたメッセージを心がけます。短くても構いませんので、必ず一言添えるのがマナーです。

4

送信ボタンを押す

回答内容を確認したら、送信ボタンを押して完了です。送信後に内容を変更したい場合は、同じURLから修正できるサービスもあります。OMNIWEBでは、回答後でも期限内であれば内容の変更が可能です。

Web返信でよくある質問

Q. Web招待状で返信したら、別途ハガキも送るべき?

A. Web招待状で返信すれば、別途ハガキを送る必要はありません。 新郎新婦側もWeb上で出欠を管理しているため、二重の返信はかえって混乱を招きます。

Q. Web招待状の返信も早い方がいい?

A. はい。Web招待状の場合も、受け取ったらできるだけ早く返信するのがマナーです。 特にWebなら手軽に回答できるため、2〜3日以内の返信を心がけましょう。

Q. 回答した後に予定が変わったら?

A. OMNIWEBのWeb招待状では期限内であれば回答の修正が可能です。 ただし、出席から欠席に変更する場合は、フォームの修正だけでなく 必ず新郎新婦に直接連絡しましょう。

Web招待状で返信した後、LINEやメールで 「招待状を見ました!出席で回答しました。楽しみにしています」と 一言メッセージを送ると、より丁寧な印象になります。 Web招待状はシステム上の回答であるため、 人間味のあるフォローが喜ばれます。

返信期限のマナーと遅れた場合の対応

招待状に記載された返信期限は必ず守りましょう。 しかし、忙しさのあまり期限を過ぎてしまうことも あるかもしれません。そんなときの対応方法を解説します。

返信の理想的なタイミング

招待状を受け取ったら2〜3日以内に返信するのが 最も丁寧なマナーです。遅くとも1週間以内には返信しましょう。 早い返信は「あなたの結婚式を心待ちにしています」という メッセージにもなります。 予定が確定しない場合でも、期限の1週間前までには回答してください。

返信が遅れてしまった場合

期限を過ぎてしまった場合は、まず電話やLINEで直接お詫びと 出欠の意向を伝えましょう。「返信が遅くなり大変申し訳ありません。 ぜひ出席させていただきたいのですが、まだ間に合いますでしょうか」と 丁寧にお伝えします。その後、改めてハガキも投函(またはWeb回答)します。 ハガキには「ご返信が遅れまして申し訳ございません」と一言添えましょう。

出欠が確定しない場合の対応

仕事の都合などで期限までに出欠が確定しない場合は、 期限前に新郎新婦に直接連絡し、事情を説明しましょう。 「○日までに確定できると思います」と具体的な日程を伝えると 新郎新婦も準備を進めやすくなります。 連絡なしに返信しないのが最もマナー違反です。

返信を忘れて催促されてしまった場合は、 素直にお詫びしてすぐに回答しましょう。 「忙しくて」「うっかり」は理由になりません。 新郎新婦は返信がないと席次表や料理の手配が進められず、 大きなストレスを抱えることになります。 ゲストとしての配慮を忘れないようにしましょう。

連名・アレルギー・プラスワンなど特殊な返信

返信ハガキの書き方で迷いやすい、いくつかの特殊なケースについて解説します。 これらのケースも正しいマナーを押さえておけば安心です。

夫婦・家族で出席する場合(連名)

ご夫婦や家族で招待されている場合は、氏名欄に全員の名前を書きます。 夫婦の場合は「○○ ○○」「○○ ○○(名前のみ)」と並べて記載します。 お子さま連れの場合は、お子さまの名前も記載しましょう。 一部のメンバーが欠席する場合は、出席する方の名前のみを記載し、 メッセージ欄で欠席者とその理由を簡潔に伝えます。

アレルギー・食事制限がある場合

アレルギーや食事制限がある場合は、返信ハガキのメッセージ欄または 備考欄に記載しましょう。「恐れ入りますが 卵アレルギーがございますので ご配慮いただけますと幸いです」のように丁寧に伝えます。 Web招待状(OMNIWEBなど)にはアレルギー回答の専用フォームが あるため、より気軽に記入できます。遠慮せずに正確に伝えることが、 新郎新婦や会場への配慮にもつながります。

プラスワン(同伴者あり)の場合

招待状に「ご家族様もご一緒に」や「プラスワン」の案内がある場合は、 同伴者の名前を氏名欄に記載します。案内がない場合に 自己判断で同伴者を連れて行くのはマナー違反です。 同伴者を連れて行きたい場合は、必ず事前に新郎新婦に相談しましょう。

返信ハガキにイラストやシールを貼ってもいい?

近年はSNSの影響で、返信ハガキにイラストを描いたり 装飾シールを貼ったりする「返信アート」が話題です。 親しい友人間であれば喜ばれることもありますが、 上司や目上の方への返信では控えるのが無難です。 また、装飾が厚すぎると郵便料金が変わる場合があるので注意してください。

OMNIWEBのWeb招待状では、アレルギー情報、同伴者の有無、 メッセージなどを専用フォームで回答できるため、 紙のハガキよりもスムーズに特殊な情報を伝えられます。 ゲスト側にとっても、記入欄が明確で迷わない設計になっています。

まとめ

結婚式招待状の返信は、紙のハガキでもWeb招待状でも、 できるだけ早く丁寧に行うのが最も大切なマナーです。 紙のハガキでは「行→様」の書き換え、「御」の消し方、 句読点を使わないなどのルールを守りましょう。 メッセージ欄には必ずお祝いの言葉を添えてください。

Web招待状での返信は紙よりも手軽ですが、 丁寧なメッセージを添える心配りは同じです。 OMNIWEBのWeb招待状はゲスト側の操作もシンプルで使いやすく、 アレルギー情報や同伴者の有無もスムーズに回答できます。 招待する側もされる側も、お互いへの配慮を忘れずに、 素敵な結婚式を迎えましょう。

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