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【保存版】結婚式の忌み言葉・重ね言葉一覧|言い換え例つきで安心

結婚式で使ってはいけない忌み言葉・重ね言葉を完全一覧で紹介。「別れ」「不幸」を連想させるNGワード、招待状の句読点ルール、スピーチ・乾杯の挨拶で避けるべき表現と言い換え例をまとめました。コピペで使えるチェックリスト付き。

結婚式には「忌み言葉(いみことば)」と呼ばれる、使用を避けるべき言葉や表現が数多く存在します。招待状の文面やスピーチ、乾杯の挨拶など、あらゆる場面で注意が必要です。「知らずに使ってしまった」ということがないよう、この記事では結婚式で避けるべき忌み言葉を「別れ」「不幸」「重ね言葉」のカテゴリ別に一覧でまとめ、それぞれの言い換え表現も紹介します。招待状特有の句読点ルールや、スピーチで陥りがちなNG表現まで網羅的に解説しますので、ぜひブックマークしてご活用ください。

忌み言葉とは?結婚式で避ける理由

忌み言葉とは、結婚式というお祝いの場にふさわしくない、縁起の悪い言葉や表現のことです。「別れ」「不幸」「死」など、ネガティブな意味を連想させる言葉は、たとえ直接的な意味で使っていなくても避けるのがマナーとされています。

これは日本の伝統的な「言霊(ことだま)」の考え方に基づいています。言葉には力が宿るとされ、お祝いの場では縁起の良い言葉だけを使うことで、新郎新婦の幸せを願うという文化です。現代では気にしない方も増えていますが、年配のゲストや格式を重んじる方にとっては非常に重要なマナーです。

忌み言葉は大きく3つのカテゴリに分けられます。「別れ」を連想させる言葉「不幸・不吉」を連想させる言葉、そして「重ね言葉(繰り返し言葉)」です。それぞれ詳しく見ていきましょう。

忌み言葉を完全に避けるのは難しく感じるかもしれませんが、ポイントさえ押さえれば大丈夫です。特に「別れ」と「重ね言葉」の2つのカテゴリを意識するだけで、ほとんどの失敗を防げます。

「別れ」を連想させる忌み言葉一覧

結婚式で最も注意すべきカテゴリが、「別れ」を連想させる言葉です。新郎新婦の末永い幸せを願う場で、別離を想起させる表現は絶対に避けなければなりません。

「別れ」の忌み言葉リスト

忌み言葉理由
別れる離別・離婚を連想
切れる・切る縁が切れることを連想
離れる離別を連想
去る去っていくイメージ(「去年」も含む)
終わる・終える終焉を連想
返す・戻る・戻す出戻りを連想
帰る実家に帰る(離婚)を連想
放す・離す手放す・離別を連想
割れる・割る・破れる仲が割れる・破局を連想
壊れる・壊す関係の破綻を連想
冷める・冷える愛が冷めることを連想
飽きる・捨てる相手への関心の喪失を連想
意外と見落としがちなのが「去年(きょねん)」という表現です。「去る」が含まれるため、結婚式では「昨年」と言い換えます。「最後」も「結び」に、「終わりに」も「結びに」に言い換えましょう。

「不幸・不吉」を連想させる忌み言葉一覧

「死」「苦」「病」など、不幸や不吉を連想させる言葉も結婚式では厳禁です。直接的な表現はもちろん、間接的に不幸を想起させる言葉も含まれます。

「不幸・不吉」の忌み言葉リスト

忌み言葉理由
死ぬ・亡くなる死を直接連想
苦しい・苦しむ苦痛を連想(「九」も「苦」と読めるため注意)
病む・病気病気・不健康を連想
泣く・涙・悲しむ悲しみを連想(嬉し泣きでも避けるのが無難)
失う・なくす喪失を連想
倒れる・落ちる不吉な出来事を連想
衰える・弱る衰退を連想
忙しい「亡」の字が含まれるため避ける
痛い・痛む苦痛を連想
散る・消える・滅びる消滅・終焉を連想

数字にも注意が必要です。「四(し)」は「死」を、「九(く)」は「苦」を連想させるため、結婚式のご祝儀の金額やテーブル番号にもこの数字は避けるのが一般的です。テーブル番号を数字ではなく花の名前や色の名前にする会場が多いのも、この配慮からです。

「忙しい」という言葉は日常的に使いがちですが、「亡」の字が入るため結婚式ではNGです。「お忙しいところ」は「ご多用のところ」と言い換えるのがマナーです。招待状やスピーチでは特に気をつけましょう。

重ね言葉(繰り返し言葉)の一覧と注意点

重ね言葉とは、同じ言葉や音を繰り返す表現のことです。結婚式では、「再婚」「繰り返し(離婚と再婚を繰り返す)」を連想させるため、使用を避けるべきとされています。日常会話では頻繁に使う表現ばかりなので、意識しないとつい口にしてしまいがちです。

避けるべき重ね言葉一覧

重ね重ね

かさねがさね

たびたび

度々

いよいよ

愈々

次々

つぎつぎ

ますます

益々

またまた

又々

しばしば

屡々

わざわざ

態々

くれぐれも

呉々も

皆々様

みなみなさま

返す返す

かえすがえす

なおまた

尚又

スピーチの冒頭でよく使いがちな「いよいよ結婚式の日を迎えまして」や、「ますますのご発展を」といった表現は、すべて重ね言葉に該当します。「いよいよ」は「ついに」に、「ますます」は「さらに」「一段と」に言い換えることで、自然に忌み言葉を避けることができます。

「皆々様」は丁寧に聞こえますが重ね言葉です。「皆様」で十分丁寧ですので、こちらを使いましょう。「くれぐれもお体にお気をつけて」も、「どうぞお体にお気をつけて」に言い換えます。

忌み言葉の言い換え表現まとめ

忌み言葉を避けるためには、適切な言い換え表現を知っておくことが大切です。以下に、よく使う場面ごとの言い換え例をまとめました。スピーチや招待状の文面を作る際の参考にしてください。

言い換え表現一覧

NG表現言い換え表現
去年昨年
最後に結びに
終わりに結びに最後になりましたが(「最後」は状況により可)
忙しいご多用
重ね重ね深く心より
たびたびよくいつも
いよいよついにとうとう
ますますさらに一段ともっと
くれぐれもどうぞ何卒
返す返す本当に
泣いた胸が熱くなった感動した
切る・切れるナイフを入れる(ケーキカット時)
ケーキカットの際、司会者が「ケーキを切ります」と言うのは忌み言葉に当たります。正しくは「ケーキにナイフを入れます」と表現します。入刀(にゅうとう)という言葉を使うのも一般的です。

招待状で気をつけるポイント(句読点ルール)

結婚式の招待状には、忌み言葉に加えてもう一つ特別なルールがあります。それは句読点(「、」「。」)を使わないというルールです。

句読点は文章に「区切り」をつけるものです。結婚式は二人の新たな門出であり、「お祝い事に区切り(終わり)をつけない」という意味から、招待状の文面には句読点を使わないのが正式なマナーとされています。

句読点の代わりに使う方法

1「、」の代わりにスペース(空白)を入れて読みやすくする
2「。」の代わりに改行を使って文を区切る
3一文を短くして自然に読める長さに調整する

招待状の文例(句読点なし)

謹啓 ○○の候 皆様におかれましてはご清祥のこととお慶び申し上げます

このたび 私たちは結婚式を挙げることになりました

つきましては 日頃お世話になっている皆様に

感謝の気持ちを込めて ささやかな披露宴を催したいと存じます

ご多用中 誠に恐縮ではございますが

ぜひご出席賜りますようお願い申し上げます

謹白

Web招待状の場合も、メインの挨拶文には句読点を使わないのがマナーです。ただし、アクセス情報や注意事項など実用的な部分には句読点を使っても問題ありません。OMNIWEBのテンプレートは、正しいマナーに沿った文例が最初から設定されているので安心です。

また、招待状では「忌み言葉」だけでなく、時候の挨拶にも注意が必要です。季節に合った挨拶文を使うのがマナーですが、挨拶文の中にも忌み言葉が紛れ込んでいないかチェックしましょう。例えば「寒さも終わりを迎え」という表現は「終わり」が忌み言葉です。「寒さも和らぎ」と言い換えると良いでしょう。

スピーチ・乾杯の挨拶での注意点

スピーチや乾杯の挨拶は、招待状と違ってその場で話すものなので、事前に原稿を作っていても本番でうっかり忌み言葉を使ってしまうリスクがあります。特に注意すべきポイントを確認しておきましょう。

1

原稿を書いたら忌み言葉チェック

スピーチの原稿が完成したら、この記事の忌み言葉リストと照らし合わせて一つずつチェックしましょう。特に「別れ」系と「重ね言葉」は無意識に使いやすいので注意が必要です。できれば家族や友人にも読んでもらい、ダブルチェックすると安心です。

2

エピソード選びにも注意

友人代表スピーチで思い出話を語る際、新郎新婦の過去の恋愛話や失敗談は避けましょう。「以前付き合っていた人と別れて」「一度は諦めかけた」といった内容は、忌み言葉を含みやすく、またゲストに不快感を与える可能性もあります。前向きで温かいエピソードを選びましょう。

3

乾杯の挨拶は特に簡潔に

乾杯の挨拶は1〜2分が目安です。短い分だけ一言一言の重みが増すため、忌み言葉には特に注意が必要です。「いよいよ乾杯です」ではなく「それでは乾杯に移らせていただきます」のように言い換えましょう。「ますますのご発展を」は「さらなるご発展を」に変えるだけでOKです。

4

アドリブに注意する

原稿を完璧に仕上げても、本番では緊張や場の雰囲気でアドリブを挟んでしまうことがあります。アドリブ部分で忌み言葉が出てしまうケースは少なくありません。本番では原稿に忠実に話すことを心がけ、アドリブを入れる場合も忌み言葉に該当しないか一呼吸おいて考えてから口にしましょう。

スピーチでやりがちなNG例と修正例

「去年の夏に二人が出会って、いよいよ今日という日を迎えました」

昨年の夏に二人が出会って、ついに今日という日を迎えました」

「お忙しい中、重ね重ねお礼申し上げます」

ご多用の中、心よりお礼申し上げます」

「最後になりますが、お二人のますますのご多幸をお祈りして」

結びになりますが、お二人のさらなるご多幸をお祈りして」

もし本番でうっかり忌み言葉を使ってしまっても、慌てなくて大丈夫です。多くのゲストは言葉の一つひとつを細かく気にするわけではありません。気持ちのこもったスピーチであれば、多少の言い間違いは十分にカバーできます。完璧を目指しすぎず、心からのお祝いの気持ちを伝えることを最優先にしましょう。

OMNIWEBのWeb招待状なら忌み言葉も安心

OMNIWEBのWeb招待状テンプレートは、忌み言葉を使わない文面がプリセットされています。句読点のルールも自動で適用されるため、マナーに自信がない方でも安心して招待状を作成できます。文面のカスタマイズも自由にでき、テンプレートをベースに自分らしい言葉を添えることも可能です。

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